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『ふぅ、涼しい〜』『あぁーーー腹減った』『のど渇いた・・・』全員が汗だになりながら校舎に入っていく、校舎内には冷房がかかっているために外と比べものにならないほど涼しい空気が流れており、ひんやりとした空気が体を撫でていった。まだ授業終了のチャイムは鳴っていないのでシーンとした廊下をダラダラと教室にむかっていく。
『悠、昼飯は?』
教室に向かう途中にクラスメイトの1人が質問してきた。
『俺は弁当あるから教室で食うよ』
『ちぇ、食堂で並んで食おうと思ったのにな〜』
『下心みえみえなんだよ、弁当無くてもお前とは食わねーよ』
虫を追い払うように手でシッシッと払って教室に入った。クーラーが効いているとはいえ体育直後の着替えで室内は汗臭い匂いは感じられた。自分の机脇の窓を開け着替えようと体操着に手をかけたところで周りの視線に気がついた。
『な、なに見てんだよお前ら!!』
『ちぇー、おしかったな』『もう少しでみれたのにな〜』
残念がる連中を睨みながらタオルと制服、そして男子用の体操服を手に持ち教室から出ようとすると声をかけられた。
『お、おいどこ行くんだよ?』
『お前らの態度が怪しすぎるからトイレで着替えてくる』
スタスタと歩いていく悠の背中に皆が不平不満をぶつけたが気にせずに中央棟女子トイレに向かった。授業終了チャイムが鳴って込みだすまえに着替えてしまおうと足を速めた。トイレの個室に入ると鍵を閉め荷物を引っ掛ける杭に制服をかけ体操服の上を脱ごうとするとリボンに束ねられた髪が引っかかった。
『体育も終ったしもういいかな』
体育のときに邪魔にならない様にしばっていたために、授業が終った今はもう必要なと思い、黄色いリボンを解いた。リボンをほどくと髪がフワッと鳥が羽を広げるように広がった。リボンを杭に引っ掛け体操着を脱ぐと押さえられていた乳房がブルンと揺れた。汗に濡れた肌を涼しげな風が冷やしてくれた。
(しかし、朝からトイレで着替えなんて3回目だな・・・何をしてるんだか俺は・・・)
下着、ブルマの穿き替え、そして着替えと自分の行動に呆れながらもタオルで上半身を拭いていく、腕、脇の下と丁寧に撫でていく。最後に乳房の周りを拭き始めた。
(胸の谷間に汗がたまって気持ち悪かったんだよな)
体育中の感じた事を思いつつ片手で乳房を掴み谷間に溜まった汗を拭っていく、タオルを擦るたびに押さえてないもう片方の乳がプルプルと揺れ動いた。
(でも、こんなかたちで女の胸を触ることになるとはな〜)
男のとき写真やビデオで女性の胸を見ることはあったても実際に触って揉んだりしたことは無かった、いつかは女性の胸を触ってみたいと思っていた夢が女になったとたんにあたりまえといえばあたりまえなのだが、好きなときに好きなだけ胸を触ることができる。顔を下に向けると真っ白い柔らかそうな白桃が二つ並んでおり先っちょが桃色に染まっている。ごくりと唾を飲み込む。男の本能が眼前に広がる二つの果実から目を背けるのを許さなかった。
(・・さわりた・・い・・・女の子の・・・おっぱい・・・)
まるで催眠術にかかったようにそろそろと左手を動かし片方の乳房を下から持ち上げる、少し力を入れて揉んでやると柔らかく弾力のある乳房に指が埋まっていく。しばらく柔らかさを楽しむように下から持ち上げ乳房を愛撫してやる。女の子の胸を触っている男としての喜びと、乳房を揉まれて恥ずかしくも気持ちいい刺激に女としての悦びが交錯する。頬を赤らめながら左手の指がくい込む姿をじっと見つめた。昨日乳房を触った感触を思い出すように手のひら全体で揉み砕いていく。すべすべとした肌の感触が手に残る。
『んっ・・・んぁっ、こんなに・・・ぅん・・・やわらかい・・・なんて・・・あぅ』
手に残る柔らかい感触、揉まれる事で感じる乳房への刺激、二つの反応が心地よく手を止めるという行為を否定させた。しばらくそのまま揉みほぐした後に下乳に手を当て思い切り上に持ち上げ顔に近づかせると、首を傾け小さな口からチロッと出した小さな舌で乳首をペロッと軽く舐めた。
『ふぁ・・・』
ざらりとした感触が乳首に感じられ思わず小さな声がこぼれた、拭き残った汗の残りが口の中にはしょっぱさを感じさせたが、乳首に感じた刺激からか自分には今まで一度も味わったことのない甘くとろけるような味に思えた。頭がぼーーっとしていき心臓の鼓動が徐々に早くなっていく。
(も、もう一度だけ・・・)
初めて感じる味と刺激にもう1度だけと決め再び舌を舌をのばしペロッと蕾を舐める。胸の先からピリッとした刺激が身体を通り抜け脳に届く。それと同じく舌で感じた塩気も脳に届くときには甘く優しい味が口の中に広がる様に感じられた。
『あぅんっ・・ゃん・・・ふぁ・・・』
ペロペロと子犬がミルクを舐めるように小さな舌を一生懸命にのばしてピチャピチャと舐めつづける。自分で1度と決めたのも忘れ喘ぎ声を漏らしながらも夢中で舌を動かした。乳首が痺れてくる、舐めるごとに背筋がゾクゾクっとして甘美なる刺激が身体を覆った。舌先で飴玉を転がすように刺激してやると身体がそれに答えるようにしだいに乳首は硬くしこっていく。
(やめなきゃ・・・でもでも・・もっと舐めていたい・・・舌が、ザラザラして気持ちイイ・・・)
次々に感じられる刺激に舌を止めることができない、舌先を尖らせ乳輪から円を描きながら中心部に向かって舐めていくぷっくりと膨れた突起にたどり着くとグリグリと舌を押し付け突起物を埋め込ませる、敏感に反応する乳首はそれだけで軽く達してしまいそうだ、それでも舌先を止めることなく舐め弄くる唾でビチャビチャになっていく。体育のときに押さえた火照りが息を吹き返し身体が熱くなり下半身が痺れてくる。内側から熱い汁が滲み出てきた気がした、咄嗟に下着が濡れないようにと空いた右手で下着ごとブルマをフトモモまでおろした。見なくてもとろりとした恥ずかしい液が染み出てくるのがわかる。しかし乳首を舐めるのを止めることなく責めつづける乳首を舐めながら右手で、もう片方の乳房を揉んでやると、ぐにゃぐにゃといびつな形になる。乳房を握りつぶすように力を入れる。
『いつっ・・・も、もっと優しく・・・優しく触って』
焦る右手をなだめ、誰かに教えるように胸を撫でさせる。紅く染まる苺の蕾に手のひらをあて円を描くようにゆっくり大きくこねていく、その間も左の乳房を舐める事を忘れることはなく、ピチャピチャと音を立てて舐める。左右からリズムも感触も違う刺激に脳が麻痺していく。ガクガクと脚が震えて立つのも大変になると便座に腰掛けた。しかし手と舌の動きを止めることは無く二つの桃を味わっていく。
『あんっ・・おいしぃ・・・おっぱいが美味しいよ・・うんっ・・乳首きもちぃぃよ』
舌で乳房全体を舐めていく、乳房を持ち上げ舌をのばして丁寧に舐めていく。ザラザラとした感触が手では感じることのできない刺激を生み出していた。唾液でベトベトになっていく、ひとしきり舐め終えると乳首に再び口を近づける、艶やかでしっとりとした唇で蕾にキスをしたあと唇で含むと思い切り吸ってみた。
『んんんんんーーーーーーーー!!』
口の中に吸い上げられた乳首から想像以上の刺激が身体を貫き身体を仰け反らせる、
あまりの刺激に口を広げ乳首を離す。
『はぁ、はぁ、はぁ・・・・』
(す、すっごい・・・今の、刺激・・・)
大きく肩で息をして呼吸を整える、じわりと肌に汗が滲み出て、上気した肌がほんのりピンク色に染まる。朦朧とする意識の中再び唇で咥えて吸い上げる。ビリビリとした刺激が身体を巡り回り膣からどろっと新たな液が零れだす、お尻の割れ目を伝っていく。息が続くだけ吸い尽くし、もう片方は親指と人差し指でコリコリと乳首を捻ってやる。それだけで頭の中が真っ白になる気がする。息が限界になるとチュパッと音を出し唇から乳首を離すプルルンっと放たれた乳房が揺れる。
(ト、トイレで何してんだよ俺は・・・・でも・・・乳首が、疼いて・・・)
今の自分の現状が情けなく早く辞めなくてはいけないとわかっていても、充血している真っ赤な蕾が疼き勝手に両手が乳房を揉んで、乳首をしごいてしまう。すると否定の考えが溶かされて指で弄くることに意識がいってしまう。そんな時、バンッと音がしてトイレの戸が開けられ女子が入ってきた。いつのまにチャイムが鳴り授業が終了しており廊下も少しづつ賑やかになっていた。
『ねぇねぇ、今日何食べる?』『う〜んサンドイッチでも食べようかな〜』
そんな声が扉の向こうに聞こえ悠は意識を取り戻した。急な訪問者に驚き手の動きが止まる。しかしすぐに胸が疼きだす。
(早く・・・早く出て行って・・・・)
胸に手を当てたまま必死に疼きに耐えながら女子たちがトイレから出て行くのを待った。だが、今居る中央棟にある食堂に昼食を食べに来る為に女子が次々と入れ替わり来てしまう。耐え切れなくなった指先がそろそろと動き出し乳首をなぞり始める。
『ぅんっ!!』
微かな喘ぎ声が出る、それに気づいた女子が口を開く
『あれ?今何か聞こえなかった?』『そう?何にも聞こえなかったけど』
まさか個室の中で裸状態で胸を弄くり慰めている娘がいるとも思わず疑問に満ちた会話をする。
悠は必死に下唇をかみ締め声を出さないようにする。
(駄目、声が漏れちゃう・・・早く出て行って・・・・)
手を離せばいいだけのことなのだが頭にはそんな考えは無くトイレから早く出て行ってもらうのを願うしかなかった。その間も手のひらで力強く揉みほぐし、指先で乳首を刺激してやる。快感に耐えるように首を左右にブンブンと振る、それに合わせ解かれた髪がフワリフワリと舞い上がる。もう愛液はとまることが無く膣から湧き水の如くとろとろと湧き出て溜まりきれなくなった液が雫となって便器の中に垂れていた。そんな必死な悠の願いがかなったのかトイレから女子たちがいなくなった。それと同時に両乳首を指で挟み思い切り引っ張った。
(ち、乳首だけで・・・乳首だけで・・・・もう・・・)
『んんんんーーーーー!!!!!!!』
その瞬間身体は反り返り意識が真っ白になるとぐったりと背もたれに寄りかかった。
『はぁぁぁ・・・はぁぁぁ・・・』
身体全体で深く息をする、いつもながら意識がはっきりしはじめると快楽に勝てなかった敗北感のような気持ちが残り自己嫌悪に陥ってしまう。力を抜くようにため息をすると、尿道口からチョロチョロと黄金色の水が垂れ、便器内の水を黄色く染めていった。おしっこが完全に止まった後もやる気無くぼーーっと天井を見上げていた。昨日の自慰行為は自宅で回りに誰も居ない中行なったのに比べ、先程は、毎日通っている学校のトイレでしかも扉を隔てた向こう側には人もいたというのに疼きが止まらず手を動かしてしまった。通常時の男としての意識が自分の身体とはいえ女の肌に触れたいという性欲を生み出し、触ることでいつしか女としての意識が目を覚ますように感じてしまう。
一人で二つの異性の意識を持ち合わせているようであった。
(なんだか、昨日に比べて肌が敏感になって感じやすくなって気がするな・・・)
昨日は女になり身体を確かめるように触ったりしなければ特に男のときと変わらず普通に過ごしていたのに、今日の下着を穿いた頃からクラスの連中の視線だけでなんだか身体が火照り、感度が高まってくると服が肌に擦れるだけで敏感に反応してしまう。また体育時はなんとか耐えられたがこのトイレに入ったときみたく一度身体を触ってしまうと、もう一度イってしまうまで動きをとめらなくなってしまう。
『敏感すぎだよな・・・もっと意識をしっかりもたなきゃ駄目だな』
今一度自分の意識を高め、気合をいれるとそんな時、お腹が
「ぐぅぅぅ〜〜」
と鳴った。そんな気合の乗った気分でいても運動の後で使用した分のエネルギーの補給を胃が要求をした。
『はぁ、着替えるかな・・・』
お腹の反応から一瞬先程の自慰行為を忘れ着替えようと立ち上がりブルマを持ち上げ穿くと、じわりとした感覚が股間に感じた。愛液を垂れ流し、尿をしたあとそのまま穿いてしまった為に下着に股間に付着していた液体がショーツに染み込んでしまったのだ。
『やっば〜〜、拭くの忘れてた・・・・ミスったな〜』
失敗してしまったと思いブルマに手をかけようとしたが、一度脱いでしまうと空気が入り更に気持ち悪くなってしまうと思い、このまま着替えることにした。胸についた唾液をタオルで拭き取り朝着てきた男の体操着に着替え、ブラウスとスカートを着てリボンを胸元で縛った。衣服の乱れがないのを確認すると荷物を持ち教室に戻った。歩いてもそこまで違和感は無くぼーーっとしている間に少し乾いたのもあり、下着は濡れているというより少し湿っただけのようだった。
『おっせーな、先食べてたからな』
教室に戻ると健吾を含む数名がすでに弁当や購買で買ってきたパンを食べ始めていた。持っていた衣類をカバンにしまおうと腰を下げた瞬間
『今だ、とりゃっ』
『うわっ!!』
後ろからスカートめくりをされて思わず声を上げてしまった。スカートめくりを計画していたと思われる連中がスカートの中を覗き込む、また悠の声に反応してクラスに残っていた数名が悠を見ると、フワッとめくられたスカートの中に青いブルマがあらわになる。特に考えてはいなかったがブルマを穿いたままスカートの穿いていたのが幸いして下着は見られなかった。
『なんだよ〜、せっかくパンツが拝めるチャンスかと思ったのに、ブルマ穿いたままかよ』
『お前ら・・・覚悟はできてんだろうな・・・』
ブツブツと文句を言う奴らの頭をグーで殴った。頭を押さえながら痛がる連中を放っておいて、衣類をしまうと弁当を持ち健吾達の元に向かった。
『なんだよ、下ブルマなのかよ〜』
『お前を殴られたいのか?』
遠くから先ほどのやりとりを見ていた健吾が残念そうに語ってきたので拳を健吾の目の前に向けてやると、苦笑いで首を振って誤ってきた。健吾の態度を確認すると机に弁当箱置き自分も食べ始めた。その後談話をしつつ昼飯を食べ終えた。
『悠、髪の毛ボサボサだぞ』
服を着替えたりしてそのままにしていたので髪が所々で跳ねていた。手で髪全体を軽く梳かしてやる、顔をやや傾け必死に自分の髪の毛を梳かす姿は可愛くいつまでも見ていたくなるほどであった、腰まで流れ頬の横を伝い胸の横まで垂れる艶やかな髪に健吾達はしばし見とれてしまった。
『ん?どうした?』
『い、いやなんでもない。よ、よーし飯も食べ終わったしトランプでもやるか』
ぼーっとこちらを見ている連中に気付き不思議そうに疑問をぶつけると焦りながら否定してきた。そしていつも昼休みの余った時間を利用して遊んでいるトランプをすることにした。
『っと思ったがなにげにそこまで時間無いから一発勝負でいくか!今日は何を賭ける?』
普段、その時の気分により賭ける商品をジュースにしたり、宿題を替わりにやってくるなど参加者全員がOKしたならば、ほとんどのことが可能になる賭けで、毎回トランプで遊んだ最後に行なっていた。
『特に宿題も出て無いからジュースでいいんじゃないか?』
『いや、今日は賭けるものは決まっている』
いち早く答えた悠の意見を遮るように健吾が声を出した。

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